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BEHIND THE RADIO BUTTON
 車のラジオが聞けるまで

ニーズ把握

お客様の声を聞き、どのような製品がお客様の困りごとを解決できるのか、どのような製品がエンドユーザーを含むお客様にご満足いただけるかを検討します。

また、車載アンテナ専業メーカーとして、独自のマーケティングに基づき、地域や自動車の車格に合った製品を提案します。

HARADAはラジオ、テレビ、電話、ナビゲーション、ETCなど、全ての車載無線コミュニケーションをサポートします。

開発

製品の設計、試作を行います。お客様とのコミュニケーションを密にし、ニーズに合った製品を開発します。大型電波暗室や電磁界シミュレーターなどの設備を使用し効率的かつ精度の高い開発を目指しています。

開発段階で、性能、品質、コスト要求に見合うように完結させることを常に意識しながら開発を進めます。

日本はもちろん、イギリス、中国、アメリカでも研究開発を行っており、お客様のすぐ近くでの開発も可能です。


  • 電磁界シミュレーション

  • 防水実験

フィールドテスト

実際に製品を自動車に搭載します。搭載した状態で公道を走行し、性能の確認・調整をします。自動車業界での長年の経験で得たノウハウを発揮し、効率よく試験を行います。

この段階では国内外含め、様々な場所でフィールドテストを行い、どのような条件下においても安定した品質を提供できるよう問題点の潰しこみも行います。


電波塔の周辺でアンテナ性能を確認する風景

生産前準備活動

生産を開始した後、問題が発生しないように時間をかけて十分な生産前の準備を行います。金型、治具、部品の手配など生産に関わる全ての準備を綿密に行い、実際に製品を作る際の作りやすさの検証なども行います。

工場では熱衝撃試験機、複合環境試験機といった設備を使用し、製品の信頼性評価や品質管理を厳しく行い、不具合が出ないよう徹底的に潰しこみます。

また、部品の調達からお客様への製品納入までの最適なサプライチェーンを構築し、生産のリードタイムを最大限短縮します。


  • 効率向上のため部品を取りやすい場所に設置

  • 製品の出来具合を確認できるよう比較用の標準品を常設

生産

世界各国にあるHARADAの生産拠点で製品を生産します。常に品質と効率を意識し改善を継続します。

流れ作業で部品を組み付ける際には、組み付けのミスを予防する治具を活用し、品質問題が起きないよう生産活動を徹底しています。

そして、出荷前に品質の最終確認を実施した上で、お客様の生産拠点までの輸送環境を考慮した梱包方法で製品を送り出します。


  • 生産ライン

  • 照明装置を用いた製品の外観検査

納品

お客様へ出来上がった製品を迅速にお届けします。

HARADAでは世界9ヵ国14都市に拠点があり、お客様にとって最適なルートを選択し、お客様のサプライチェーンをサポートします。


  • 倉庫

  • 出荷

ゴール

HARADAの製品はお客様にお届けした後、組立工場等で取り付けられます。そして、自動車が販売され、車を購入した方がラジオを聞いたり、テレビを見たり、電話をかけたり、ナビ(GPS)を使ったり、ETCゲートを開けたり、様々な無線コミュニケーションを通してご満足いただければ、それが私たちにとって最大の幸せです。

HARADAはお客様とのコミュニケーションを大切にし、お客様の声を製品に反映できるよう努めます。

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